手書きで手紙を書くこと
こんにちは。最近色々あってなかなか記事を書く気が起きずブログを放置していましたが、細々と書き続けてみようかと思います。
過去に手紙を書いたこと
自分の記憶をたどっても、誰かに宛てた手紙を書いたことはなかったように思う。将来の自分への手紙というのはあったが、あれは別物としてカウントしている。時代が進むにつれて、他人とのやり取りはキャリアメールからLINEのトークに移り、短いメッセージの投げ合いは何度もしたけれど、長文で自らの想いを伝えることはほとんどなかった。ただ今回は長文で伝えるべき状況だと感じたので、他人に宛てた手紙を書こうと思い立った。
手紙を書くにあたって
始めはエディタで書いた後、プリンタで印刷したものを送ろうかと思ったが手触りが重要だと思ってその方法はやめた。
手書きで書くと決めた後は、東急ハンズに行ってレターセットを買った。地味なのを選んだ結果、無印で買ってもよかったんじゃないかと後で思った。
「いざ手紙を書こう」と久しぶりにペンを取ったものの、自分の字の汚さに嫌悪感を覚える経験となった。やはり文字は綺麗に書きたいものである。
自分の想いをアウトプットすること
私は会話の中で自分の想いを伝えることが苦手であると感じている。”なぜ自分がそう感じた(思った)のか”を自分の中で整理することができないと、口から出てこないのである。例えばそれが常日頃考えていることであれば流暢に話すことができる。しかし自分の中で迷いがあること、動機づけがはっきりしていないことである場合、その中途半端な状態のまま言葉にしてしまうことに恐れがある。おそらく相手に誤解されたくないという気持ち。
こういった性格であるので、手紙は自分の想いをアウトプットするのに適した形であると手紙を書き終わってから思った。自分の伝えたい事がいくつあるのか、どんな順番で伝えたいのか。推敲を重ねることで、自分が納得した言葉を出すことができる。
清書の前に
手書きで手紙を書く前に、PCで開いたエディタ上で内容を推敲した。普段の生活ではむしろノートや裏紙に書きだしてから、PC上で内容をまとめたり作業したりすることが多いのでいつもとは逆のフローとなった。たまにはこういうのも良いと思った。あと初めから手書きをしていたら、書けない漢字がたくさんあっただろうなとも思った。
おわりに:相手からの返事
つい先日手紙を書いた相手から返事をもらった。正直返ってくることを期待して手紙を書いてはいなかったが、返事が来てみたら純粋に嬉しかった。次に手紙を書く機会はいつになるのだろうか。
それではまた。
USBメモリーが”過去最安の水準”とのことで、10年ぶりにUSBメモリーを購入した
こんにちは。先月は1記事も書かずに放置していたので、そろそろマズイと思ったので再開。今回は10年ぶりにUSBメモリを購入した話。購入したのは8月なので少し前の話。
”メモリーカードやUSBメモリーは、過去最安の水準にあるのは間違いない”?
久しぶりにUSBメモリーを購入しようと思ったのは以下の記事(08/03)に触発されたためだ。
重要な箇所を抜粋すると、
- 2014年末と比べフラッシュメモリー関連商品は20~30%ほど値下がり。過去最安の水準。
- 原因はメーカーが生産過剰になったNAND型フラッシュメモリーの在庫を安く売りさばいているため (この影響は円安よりも大きい)
- ただし、新型iPhoneの生産のためフラッシュメモリーの需要が急増し相場が上昇するのが通例であるため、今がほぼ底値。(8月時点)
ということのようだ。恐るべしアップル…。
USBメモリーの選定
新しくUSBメモリーを購入するにあたって検討したポイントを列挙する。
- 最低でも容量は16GB以上
最悪使わなくなった場合でも、PCのリカバリメディアとしての用途があるため。 - 書き込み速度が速いこと
音楽メディアを「wav+cue」or「flac」で管理するようになったため、ある程度速いほうが助かる。 - キャップレスであること
なんとなく。キャップがあることによるメリットがあまり思い浮かばないので。 - 予算は2000円くらいまで
10年前に購入した時と同じ水準で。
選定の際には価格.comを利用しようとしたが、「容量」と「USB3.0対応」の2つくらいでしか絞り込めなかったのでAmazonを徘徊しつつ選ぶこととなった。しかし選んでいるうち、面白い要素のある製品が欲しくなってきてしまい、結果的にmicroUSBコネクター付の以下の製品にたどり着いた。
16GBモデルで1000円を切っているのだが、32GBモデルのほうが容量単価が安かったので後者を選択した。スペックシートにはWrite性能が書かれていなかったが、レビューから40MB/s程度出ることが分かったので十分だと判断。正直、将来性を考えればmicroUSBではなくUSB Type-Cコネクタ対応の製品を選ぶべきではあるが。気が向いたらそのあたりも含めてレビュー記事を書くつもりである。
ちなみに同じ選定条件で書き込み速度を重視するのであればExtreamシリーズがある。予算が許せば32GB/64GBモデルのほうがWrite性能は大きく向上する。
まとめと気づいたこと
10年前に購入したUSBメモリーは512MBで2,500円くらいだったので、1GBあたりの値段で考えると1/100程度(5000円/GB→47円/GB)になっており随分と安くなったことが分かる。
あと記事を書いているときに見つけたのだが、coneco.netのUSBメモリー比較がかなり便利なのでこのサイトを使うべきだった。「USB端子カバーの形状」、「Read/Write性能」、「対応コネクタ(microUSB/Lightning/USB Type-C)」など細かい設定で絞り込み・ソートが可能になっている。
それでは、また。
【感想】 indigo la End ツアー「ナツヨのマジック」 @ NHKホール(渋谷) に行ってきました
こんにちは。本日ツアー最終日となったindigo la Endの「ナツヨのマジック」の感想を軽く書き留めておきたいと思います。私はツアー初日のNHKホール公演に参加しました。
indigo la End 初のホールツアー
ライブMCでも語られていましたが、今回のツアーはindigo la Endとして初のホールツアーとなりました。前回の「幸せが溢れたら」ツアーのファイナル公演において中野サンプラザでライブをしており、ホールでの初公演はこちらになります。
NHKホールはキャパとしては少し大きかったようで、3階席は解放していなかったもののチケットがSOLD OUTにならず、という状況でした。最終公演も渋谷なので分散しているのかとも思いましたが、NHKホール(7/1)でのライブには両日程に参加予定の方も多くいらっしゃったので絶対数が足りてないのでしょう。
アンコールラスト:”夏夜のマジック”の余韻が半端じゃなかった
公演当日、川谷氏のツイート。
本日NHKホールでインディゴワンマンツアー「ナツヨのマジック」初日。来る方も来ない方も今日公開された「夏夜のマジック」のMVは見てくださいね。出てくれた君嶋くんは友達だから、映像で見るといつも見れない表情が見れてドキっとしました。— enon kawatani (@indigolaEnd) 2015, 7月 1
今回のツアータイトルにもなっている「夏夜のマジック」のMVが初日に公開されたことの告知のツイート。渋谷に向かう電車の中で見ようか迷って、結局見なかったのですがこの選択は正しかったなぁと感じています。録音ではなく生で、しかもアンコールの最後で、初めて聴いたからこそ、この曲が強く印象に残りました。ライブが終わった後もずっと余韻が残っていて、自宅に着いてからYouTubeでPVを何度も繰り返し見ていました。深夜に聴くとより一層引き込まれる楽曲。女性の映し方がとても綺麗で、でも綺麗すぎるがゆえになんだか切ない。”あっ、現在じゃないのかな。記憶の片隅にある彼女の姿なのかな。” というのを感じるので。
この曲の何が良かったかと言えば、おそらく”ピアノ”がフィーチャーされていること。「indigo la End」はギター、ピアノは「ゲスの極み乙女。」という区別がこれまであったわけで、リスナーとしてもその点は意識していました。加えて幾度かのメンバーチェンジを経て現在の体制となったリズム隊(Ba:後鳥,Dr:佐藤)はindigo la Endの特徴の一つとなっており、シングル表題曲「悲しくなる前に」においてもその傾向が見られます。そういった前提(思い込み)があったからこそ「夏夜のマジック」に意表を突かれ、強い印象につながったのだと思います。(そして何より自分が好きなジャンルだった)
また、あえて音をぼやかしていること(反響させていること)がこの曲の最も重要な演出だと感じました。この歌の主人公は「昔つながりのあった君」を想い返しています。きっかけは夏のお祭りか花火か、そのあたり。想い返された記憶がおぼろげだからこそ、その歌詞に寄り添うように音もぼやかしている。そういう演出だと私は捉えました。
初のワンマン公演参加で少し残念に思ったこと
indigo la End のライブは昨年にフェスで2回見ていたのですが、ワンマンライブは今回が初参加でした。今回のライブで思ったのは”ほぼすべての楽曲で観客のノリ方が同一であったこと”でした。基本的なノリ方は”Bメロで手拍子→サビで縦振り”の流れでした。ライブ映像で確認してみましょう。
40秒付近で手拍子、1分付近で縦振りが見れます。フェスで見た時もこの現象に薄々感づいてはいたのですが、まさかほとんどの曲で一緒だとは思わなかったです。曲調がそうさせているのか、観客側の同調圧力のようなものがそうさせているのか。原因ははっきりしませんが、どの曲でも同じようなフリになるのは自分にとってはすごく違和感がありました。見出しの「残念」というのは少しニュアンスが違うかもしれません。このあたりは自分の中で言語化できるようになったら書きたいと思います。
それでは、また。