2018年のライブまとめ (1月~3月)
2018年の正月に「参加したライブの記録を残すこと」を今年の目標にしよう、とざっくり決めてから早3か月。せっかくなので後で振り返りやすいように、まとめておこうという趣旨で書いていきます。
とは言っても、ライブ終演後にツイートしていたものを順番に並べるだけのお手軽なやつですけれども。
- 1/8(月・祝) 日食なつこ 「時差呆け強制ツアー」@日本橋三井ホール
- 1/28(日) フレンズ 「petit town release tour 〜 グランパーティー! 〜」@ZeppDiverCity Tokyo
- 2/10(土) BUMP OF CHICKEN 「TOUR 2017-2018 PATHFINDER」@さいたまスーパーアリーナ
- 2/24(土) ヤバイTシャツ屋さん 「“Galaxy of the Tank-top” TOUR 2018」@ZeppTokyo
- 3/4(日) Shiggy Jr. 「LIVE TOUR 2018 – Step by Step – spring ver.」@Shibuya WWW X
- 3/11(日) 打首獄門同好会 at 日本武道館
1/8(月・祝) 日食なつこ 「時差呆け強制ツアー」@日本橋三井ホール
日食なつこワンマンツアー「時差呆け矯正ツアー」 (@ 日本橋三井ホール in 中央区, 東京都) https://t.co/vcHrvnylk7 pic.twitter.com/EI1yHghN7v
— Inaho (@k5khrS) 2018年1月8日
音源の何倍も迫力があって素晴らしいライブだった。ピアノ×ドラムの緊迫感が堪らない。座って聴くライブが久々だったので、立ちたくてうずうずしてたけど、終盤のバンドスタイルでその気持ちは見事に回収されていった。 #日食なつこ
— Inaho (@k5khrS) 2018年1月8日
1/28(日) フレンズ 「petit town release tour 〜 グランパーティー! 〜」@ZeppDiverCity Tokyo
petit town release tour 〜 グランパーティー! 〜 @東京編 #フレンズ (at @ZeppDiverCity Tokyo in 江東区, 東京都) https://t.co/wSeZnkAttM pic.twitter.com/TzvSjFIBtk
— Inaho (@k5khrS) 2018年1月28日
「petit town release tour」感想①。サポートメンバーやダンサー、そして映像演出もあり良い意味でライブハウス公演ということを忘れさせてくれるライブだった。MC少なめに淡々と演奏を進めていく前半と、観客を巻き込んで大きく盛り上げていく後半の対比が素晴らしかった。#フレンズ
— Inaho (@k5khrS) 2018年1月28日
「petit town release tour」感想②。前半はえみそんソロのバラードが中心で"DON'T STOP"が特にグッと来た。そこからの"夜三部作"の流れは今日のピークだったかも。後半はひろせひろせのMCで笑わされて、曲で盛り上がって、ただただ楽しかった。#フレンズ
— iNAHO (@k5khrS) 2018年1月28日
2/10(土) BUMP OF CHICKEN 「TOUR 2017-2018 PATHFINDER」@さいたまスーパーアリーナ
BUMP OF CHICKEN TOUR 2017-2018 PATHFINDER (@ さいたまスーパーアリーナ in さいたま市, 埼玉県) https://t.co/jkn1xK7aWN pic.twitter.com/oNAyty6OlP
— Inaho (@k5khrS) 2018年2月10日
BUMP OF CHICKEN@たまアリ 感想①。大がかりな舞台装置は一切ないシンプルなステージで、時には四人だけの音で鳴らされるあの頃の曲と、色彩鮮やかなLED演出と同期音源を携えた現在の曲が、交差していく。リリースを伴わないツアーだったからこその自由度の高さがとても良かった。 #PATHFINDER
— Inaho (@k5khrS) 2018年2月10日
BUMP OF CHICKEN@たまアリ 感想②。PIXMOBは観客自身が演出の一部になれる意味でとても優れた装置で、ただ光っているだけなのに舞台上の演出装置と相まってハッとさせられる演出が多かった。そしてCHAMAの包容力は相変わらず健在で、初めてライブに来た人は嬉しいだろうなと。 #PATHFINDER
— iNAHO (@k5khrS) 2018年2月10日
BUMP OF CHICKEN@たまアリ 感想③。そして何より"ユグドラシル"に収録されているあれや、これやが聴けたのでとても満足でした。明日は結成22周年ということで、今日に続いて素晴らしい夜になるんでしょう。きっと。 #PATHFINDER pic.twitter.com/yx11sCeHSz
— iNAHO (@k5khrS) 2018年2月10日
2/24(土) ヤバイTシャツ屋さん 「“Galaxy of the Tank-top” TOUR 2018」@ZeppTokyo
『ヤバイTシャツ屋さん “Galaxy of the Tank-top” TOUR 2018』ファイナル (at @ZeppTokyo_ in 江東区, 東京都) https://t.co/wVQAAHQMp0
— Inaho (@k5khrS) 2018年2月24日
Galaxy of the Tank-top ツアーファイナル 感想①。特筆すべきは"パリピ"で始まり"ハピ前"で締めた点。"ハピ前"のMCで「パリピだけのバンドじゃないところを示したくて作った曲」と語っていたけど、過去の自分達を乗り越えていく意思表明のように受け取れる順番かなと。 #ヤバT
— Inaho (@k5khrS) 2018年2月24日
Galaxy of the Tank-top ツアーファイナル 感想②。意思表示という点では"サークルバンドに光を"でもっと具体的に提示されているものの、前日とは違うセトリになっているからそう捉えたくなる。単にファイナルは初っぱなから飛ばしたかっただけかもだけれど。 #ヤバT
— iNAHO (@k5khrS) 2018年2月24日
3/4(日) Shiggy Jr. 「LIVE TOUR 2018 – Step by Step – spring ver.」@Shibuya WWW X
Shiggy Jr. LIVE TOUR 2018 – Step by Step – spring ver. (@ Shibuya WWW X in 渋谷区, 東京都) https://t.co/EE0zwL5FrR pic.twitter.com/JX2Ybfw1Nu
— Inaho (@k5khrS) 2018年3月4日
Shiggy Jr. @渋谷 感想①。ほぼMCなしで、どんどん曲を繋いでいくライブ。前回見たのが2年半位前だからかなり久々だったけど、ライブの作り方も演奏も格段に良くなってた。何より池田さんの変化に驚かされた。曲毎に歌い方や顔の表情を変えていて、時より違う人のようにさえ感じられる。#sbstour
— Inaho (@k5khrS) 2018年3月4日
Shiggy Jr. @渋谷 感想②。どちらかと言うと"かわいい/元気"な印象の池田さんが艶っぽく歌っている場面が見れるとは思わなかった。セットリストは序盤の5曲がやっぱり印象的。アンコールでのSaturday night の安心感も凄かった。 #sbstour
— iNAHO (@k5khrS) 2018年3月4日
3/11(日) 打首獄門同好会 at 日本武道館
打首獄門同好会 at 日本武道館 (@ 日本武道館 in 千代田区, 東京都) https://t.co/hOlIhw4TdX pic.twitter.com/SSxp6rdisl
— Inaho (@k5khrS) 2018年3月11日
打首獄門同好会 at 日本武道館 感想①。ここ1年間のプロジェクトのゴールであり、バンドとして初の武道館公演。バンドを組んで初めて作った曲という「Breakfast」から直近に話題になった「布団の中から出たくない」までこれまでの活動が詰め込まれたセットリストだったと思う。
— Inaho (@k5khrS) 2018年3月11日
打首獄門同好会 at 日本武道館 感想②。彼らがやろうとしてたことは、結成時から変わってなくて、そしてそれが十数年続いてきたのだと分かった。アンコールのMCで会長が「いい夢を見たときに、二度寝して続きが見たいと思う気持ち」という比喩で今の心境を語っていた所にはグッと来た。
— iNAHO (@k5khrS) 2018年3月11日
打首獄門同好会 at 日本武道館 感想③。ところどころ彼らに所縁のあるゲストも出演して、それがまたカバーで披露した「1/6の夢旅人2002」の歌詞とリンクするようで良かった。それ以外の曲はだいたい食べ物の話だから、この曲だけ異様にメッセージ性を持っているように聞こえるのが面白い。
— iNAHO (@k5khrS) 2018年3月11日
2017年のベストアルバム TOP10
ここ何年か上半期/下半期でベストトラック的なものを記事にしていましたが、今年は「音楽だいすきクラブ」さんの企画に参加する形でベストアルバムの方も、まとめていきます。"邦楽のみ"、"シングル含む"の条件で選定しています。
早速、ランキング
- 「目抜き通り」椎名林檎とトータス松本 (Single)
- 「プチタウン」フレンズ
- 「Awesome City Tracks 4」 Awesome City Club
- 「ステップアップLOVE」DAOKO×岡村靖幸 (Single)
- 「ヒカリノアトリエ」Mr.Children (Single)
- 「SHUFFLE!! E.P.」Shiggy Jr.
- 「熱唱サマー」赤い公園
- 「全知全能」ポルカドットスティングレイ
- 「Crying End Roll」indigo la end
- 「re:Action」スキマスイッチ
2017年の雑感
男女混声モノが自分の好みだなぁと気づかされた年でした。上位(1~4位)にはそのあたりを反映してます。Mr.Children(5位)は表題曲ではなくて、カップリングに収録されているライブ音源が良かった。ちょうど自分が聴き始めたころの楽曲群で、ただただ懐かしさに浸っていました。あとは久しぶりの作品リリースで嬉しかったShiggy Jr.(6位)や、その勢いに載せられてしまったポルカドットスティングレイ(8位)など選んでみました。
以上!!!
2017年下半期 よく聴いたトラック(邦楽・J-POP)
変化に乏しいと退屈するし、変化が大きすぎると疲れるし、ちょうどいいところは難しい。それでは2017下半期のベストトラックをまとめて行きましょう。いつも通り発売順に載せています。前回分はこちら↓
Mr.Children himawari
この楽曲はデビュー25周年を記念して行われたドーム&スタジアムツアー"Thanksgiving 25"で初披露となった。東京ドーム公演で初めて聴いたときは、タイアップ曲でありそうないつもの感じ、という印象でしかなかったが、何度も聴いているうちにCメロ~ギターソロの部分に惹かれるようになった。Mr.Childrenの名曲はCメロの出来が良いパターンが多い気がする。来年のアルバムに期待。
SHISHAMO BYE BYE
夏の野音に行きたいという理由だけでチケットを取った"SHISHAMO NO YAON!!!"。昨年the pillowsとの対バンで見て以来だったが、3人の演奏がかなり上手くなっていて驚いた。特にアンコールで披露されたこの"Bye Bye"は、イントロのベースが鳴った時点からただならぬ気配を漂わせていた。これがSHISHAMOの曲なのか?と思っているとサビでは一転してキャッチーなメロディへ。今年は"明日も"の方がヒットしたけれど、私はこちらの方が好み。
赤い公園 カメレオン
ヴォーカル:佐藤千明の脱退前、最後の作品となった「熱唱サマー」に収録されている楽曲。個人的には「猛烈リトミック」の頃によく聴いていたが、その後すこし離れていた。そして今年、ヴォーカル脱退の発表があった。この「熱唱サマー」はライブで演奏することを想定して作られていないとのことで、例えばこの"カメレオン"ではブラスセクションを前面に出す等、これまでの楽曲にはないパターンと言える。
ヴォーカル脱退後は3人で活動を続けていくということで、どんな色を見せてくれるのか注目したい。
Official髭男dism 犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう!
リリースは今年4月だったが、私が聴き始めたのはこの動画が投稿された9月。
なんと言っても、ヴォーカルの安定感が凄い。若手バンドの中ではトップレベルでは。
ウエディングソングの類なんだけど、このタイトルはなかなか秀逸。聴きながら曲名覚えてしまうものね。バンド名の方は一度見ただけでは読めないが…。
ちなみにCD音源の方では、コーラス収録で赤い公園が参加しているとのこと。
SCANDAL 恋するユニバース
今年のライジングサンで初めてSCANDALを見て、そのまま秋の対バンツアーにも行ってしまったくらいには自分の中で小ブームが起きている。長くは続かなそうではあるけれど…。"恋するユニバース"はその対バンツアーのために作成された楽曲。
従来のシングル曲は提供楽曲が多かったものの、ここ数年の彼女たちは自ら作詞・作曲を手がけるようになっておりバンドとして成熟してきているように見える。
昨年リリースされた"テイクミーアウト"も良い意味で、彼女たちのイメージを覆させられるので是非聴いてほしい。
パスピエ 正しいままではいられない
今年春にドラマー:やおたくやが脱退し4人体制となったパスピエの最新作「OTONARIさん」。そのラストに収録されているのが”正しいままではいられない”。こういう開放的な音が鳴っているなかで、切なさを感じられる曲が私の好みなのかもしれない。なぜかはよく分からないけれど曲を聴いていて東京事変の"透明人間"を思い出した。
歌詞も決意表明のように読むこともできて、そういう点でも作品の最後を飾るに相応しい楽曲と感じた。
中島愛 サタデー・ナイト・クエスチョン
昨年末に休止期間を経て音楽活動を再開した中島愛。復帰第2弾シングルとなったこの曲はフジファブリックが全面プロデュース。イントロからしてすでにフジファブリックの音と分かる印象的なリフ。そしてサビ直前「動き出す saturday night」の絶妙なダサさ加減。最高。
本家のカバーも聞いてみたい。
DAOKO×岡村靖幸 ステップアップLOVE
岡村ちゃん!!!のデンス!!!
今年はなにかとコラボしまくりだったDAOKO。"ステップアップLOVE"ではELEVENPLAYを従え、岡村ちゃんと対決。これまではあまりなかった低音域のラップパートが格好いい。歌詞にもサウンドにも、双方のエッセンスが感じられて、月並みな表現ではあるが、足し算ではなく掛け算のコラボレーションになっていたと思う。
UNISON SQUARE GARDEN Invisible Sensation
今年はシングルを3作品も発表し(配信を含めると4作品)、こちらがちょっと心配になるペースである。かといって楽曲の質が低下しているわけではないし、田淵からの説明もあったし問題はないのだろう。むしろ今後のリリース形態について検討するための材料を集めているようにも見える。
話を戻す。その3作品の中から"Invisible Sensation"を選んだのは第一印象が一番良かったからだ。またタイアップとなっていた「ボールルームへようこそ」の影響も大きい。1クール目は主人公が競技ダンスと出会い、そこで得た踊る喜びに焦点が当たっていた。一方2クール目では、新たなヒロインとの衝突を起点とした主人公の成長に焦点が当たっていた。こうした物語性の変化にこの楽曲がピッタリと合っているのだ。Amazon Prime会員の方は「ボールルームへようこそ」見ていただきたい。
My Hair is Bad いつか結婚しても
散々恋愛の辛い部分を歌ってきた椎木がこんな幸せそうな曲を歌う日が来るとは。
現代版の"バンザイ"とも言えるような楽曲で、素直なサウンドとそこに載せられる飾らない歌詞が良い。かつて「愛してるって最近言わなくなったのは、本当にあなたを愛し始めたから」と歌った人もいたが、椎木はもっとストレートに「大好きで大切で大事な君には、愛してるなんて言わないぜ」と歌う。
そして何よりPVが反則だ。
まとめ
新しいアーティストやジャンルの開拓はそれ程できてない、というかしようとしていないことがよく分かる結果となったがそれはそれで良いかという感じ。
来年も同じ感じになるだろう。それでは。