2018年上半期 よく聴いたトラック(邦楽・J-POP)
平成最後の夏が始まるそうですが、こちらは平常運転です。それでは2018上半期のベストトラックをまとめて行きます。正直6月が豊作すぎて選べなかったので、実質1月~5月まで。前回分はこちら↓
FIVE NEW OLD Sunshine
これは確かYouTubeのレコメンド経由で知った楽曲。イントロのベースからもう最高なんですが、なんと言ってもヴォーカルの英語が上手い。シャッフルで流れてきたら、日本のグループとは思わないような。夏の屋外で聴いてみたい。
a flood of circle ミッドナイト・クローラー
友人から勧められて聴き始めた作品。アルバム制作にユニゾンの田淵氏が携わっているとのことで何となく認識はしていたものの、スルーしていたのですが、聴いてみたら思いの外すんなり聴けました。2番にあるポエトリーリーディングのような箇所がフックになっていて聞き飽きない。
Nulbarich ain't on the map yet
初期のSuchmosを感じさせるNulbarich。関ジャムでPVが紹介されたので知名度は高そうである。横ノリしたくなるようなリズムとJQのファルセットが心地よく混じりあっている。またコーラスワークや随所で盛り込まれるサンプリングされた声が特徴的。バンドではないからこその作り方なのだろうか。
三浦大知 DIVE!
テレビの露出がかなり増えてきた印象の三浦大知。才能ある人物が正当に評価されることは喜ばしい限り。曲が先にあって、そこに踊りを合わせているのか、ダンスが先にあって、そこに曲を合わせているのか。どちらなのかは分らないけれど、サビのストップモーションや「あ・したも」の譜割りは、彼が得意とする緩急のついたダンスが映える組合せに見える。
Awesome City Club ダンシングファイター
昨年、解散危機があったという話で驚かされたACCの新作。クールな印象のあった彼らは、どんどん熱っぽくなってきている。サビ前のビルドアップは、ライブで間違いなく盛り上がることが想像できる仕上がり。生音(ドラム)と電子音(クラップ)のバランス感が調度良い。
フレンズ ベッドサイドミュージック
初めて聴いたのは1月のワンマンライブ。聴きこんでいくと、よりハマっていくタイプの楽曲。みんなで盛り上がる曲のほうが印象が強いフレンズだが、結成のきっかけになったこの曲は、ひとりに寄り添う優しさがある。一時期は寝る前に必ず聴いていた。また、えみそんのヴォーカルはどんどん表現力が上がってきているように思う。
ジェニーハイ 片目で異常に恋してる
完全にイロモノ扱いして舐めきっていたんですが、聴き始めたら中毒性が高すぎてノックアウト。舐めていてすいませんでした…。イッキュウが歌っていてもメロディラインは絵音氏のそれと分かるところに、彼の作家としての凄さを感じる。転調した後の展開が好き。
Radio Bestsellers 栞
毎年恒例、FM802のキャンペーンソング。今年は尾崎世界観が作詞・作曲を担当。ストリングスが入るだけで、こんなに春っぽくなるのかと驚いた。あいみょん、片岡健太(sumika)など旬なアーティストが参加しているのは良いけれど、その分スガシカオが浮いているように見える…。
サビの「ちょっといたい もっといたい ずっといたいのにな」は世界観らしいフレーズ。クリープハイプの武道館公演でも披露されていて、今後も大切に歌われていく曲で在ってほしいと思った。
レキシ 幸福論 (椎名林檎cover)
ライブで散々他人の曲を歌っているレキシの、真面目なカバーがついに登場!
「SEGODON」を除くと1年以上リリースがなかったため、カバーであろうと新曲ばりに嬉しかったわけですが、期待をさらに上回る完成度。ホーン隊を主として再構成されたアレンジは、開放的なサウンドでありつつも、切なさは原曲以上に感じられる。フェスでもワンマンでもいいから、歌ってほしい。
ゲスの極み乙女。 もう切ないとは言わせない
ものすごくエモい気持ちになっていた夜にPVが公開されたので、かなり強く印象に残っているゲス極の新曲。もう切ないとしか言えない。
この曲とindigo la endの「夏夜のマジック」は自分にとっての特別な曲であり続ける気がしている。
こちらからは以上です。
【備忘】2018年 GWに観たアーティスト一覧
2018年のGWは3つの音楽フェス・イベントに参加した。各アーティスト毎の感想を残しておきたかったが、当日はステージ間の移動や休憩で書く暇がなく、終わったら終わったで数が多すぎて書く気が起きないので、一覧として残しておく。
それぞれのフェス・イベントでの個人的ベストアクトは以下。
- ARABAKI ROCK FEST.18(両日) → くるり
- VIVA LA ROCK 2018(初日のみ) → sumika
- TOKYO M.A.P.S(初日のみ) → Nakamura Emi
アーティスト一覧(五十音順)
- BRADIO
- CHAI *
- fox capture plan *
- iki orchestra *
- indigo la End
- NakamuraEmi *
- Nulbarich *
- Official髭男dism *
- Rei *
- Shiggy Jr.
- sumika *
- the pillows
- yonige *
- くるり *
- ゲスの極み乙女。
- サカナクション
- サンボマスター
- ストレイテナー [THE ROCK STEADY'S 20th ANNIVERSARY CLUB BAND OF STRAIGHTENER]
- スピッツ
- ビッケブランカ *
- フレデリック *
- フレンズ
- ペトロールズ
- ポルカドットスティングレイ
- レキシ
- 関取花 *
- 松室政哉 *
(初めて観たアーティストは末尾に*を付与)
ツイート抜粋
ARABAKI ROCK FEST.18 (@ エコキャンプみちのく in 川崎町, 宮城県) https://t.co/U7pgge7e93 pic.twitter.com/ZlJZUZYUME
— Inaho (@k5khrS) 2018年4月28日
VIVA LA ROCK 2018 #ビバラ (@ さいたまスーパーアリーナ in さいたま市, 埼玉県) https://t.co/xusCbMynd3 pic.twitter.com/Zjox9rc1CP
— Inaho (@k5khrS) 2018年5月3日
「J-WAVE & Roppongi Hills present TOKYO M.A.P.S YOSHIKI MIZUNO EDITION」#tokyomaps (@ 六本木ヒルズアリーナ - @roppongihills in 港区, 東京都) https://t.co/ON4u2CYSmD pic.twitter.com/AVm499lKdW
— Inaho (@k5khrS) 2018年5月5日
2018年のライブまとめ (1月~3月)
2018年の正月に「参加したライブの記録を残すこと」を今年の目標にしよう、とざっくり決めてから早3か月。せっかくなので後で振り返りやすいように、まとめておこうという趣旨で書いていきます。
とは言っても、ライブ終演後にツイートしていたものを順番に並べるだけのお手軽なやつですけれども。
- 1/8(月・祝) 日食なつこ 「時差呆け強制ツアー」@日本橋三井ホール
- 1/28(日) フレンズ 「petit town release tour 〜 グランパーティー! 〜」@ZeppDiverCity Tokyo
- 2/10(土) BUMP OF CHICKEN 「TOUR 2017-2018 PATHFINDER」@さいたまスーパーアリーナ
- 2/24(土) ヤバイTシャツ屋さん 「“Galaxy of the Tank-top” TOUR 2018」@ZeppTokyo
- 3/4(日) Shiggy Jr. 「LIVE TOUR 2018 – Step by Step – spring ver.」@Shibuya WWW X
- 3/11(日) 打首獄門同好会 at 日本武道館
1/8(月・祝) 日食なつこ 「時差呆け強制ツアー」@日本橋三井ホール
日食なつこワンマンツアー「時差呆け矯正ツアー」 (@ 日本橋三井ホール in 中央区, 東京都) https://t.co/vcHrvnylk7 pic.twitter.com/EI1yHghN7v
— Inaho (@k5khrS) 2018年1月8日
音源の何倍も迫力があって素晴らしいライブだった。ピアノ×ドラムの緊迫感が堪らない。座って聴くライブが久々だったので、立ちたくてうずうずしてたけど、終盤のバンドスタイルでその気持ちは見事に回収されていった。 #日食なつこ
— Inaho (@k5khrS) 2018年1月8日
1/28(日) フレンズ 「petit town release tour 〜 グランパーティー! 〜」@ZeppDiverCity Tokyo
petit town release tour 〜 グランパーティー! 〜 @東京編 #フレンズ (at @ZeppDiverCity Tokyo in 江東区, 東京都) https://t.co/wSeZnkAttM pic.twitter.com/TzvSjFIBtk
— Inaho (@k5khrS) 2018年1月28日
「petit town release tour」感想①。サポートメンバーやダンサー、そして映像演出もあり良い意味でライブハウス公演ということを忘れさせてくれるライブだった。MC少なめに淡々と演奏を進めていく前半と、観客を巻き込んで大きく盛り上げていく後半の対比が素晴らしかった。#フレンズ
— Inaho (@k5khrS) 2018年1月28日
「petit town release tour」感想②。前半はえみそんソロのバラードが中心で"DON'T STOP"が特にグッと来た。そこからの"夜三部作"の流れは今日のピークだったかも。後半はひろせひろせのMCで笑わされて、曲で盛り上がって、ただただ楽しかった。#フレンズ
— iNAHO (@k5khrS) 2018年1月28日
2/10(土) BUMP OF CHICKEN 「TOUR 2017-2018 PATHFINDER」@さいたまスーパーアリーナ
BUMP OF CHICKEN TOUR 2017-2018 PATHFINDER (@ さいたまスーパーアリーナ in さいたま市, 埼玉県) https://t.co/jkn1xK7aWN pic.twitter.com/oNAyty6OlP
— Inaho (@k5khrS) 2018年2月10日
BUMP OF CHICKEN@たまアリ 感想①。大がかりな舞台装置は一切ないシンプルなステージで、時には四人だけの音で鳴らされるあの頃の曲と、色彩鮮やかなLED演出と同期音源を携えた現在の曲が、交差していく。リリースを伴わないツアーだったからこその自由度の高さがとても良かった。 #PATHFINDER
— Inaho (@k5khrS) 2018年2月10日
BUMP OF CHICKEN@たまアリ 感想②。PIXMOBは観客自身が演出の一部になれる意味でとても優れた装置で、ただ光っているだけなのに舞台上の演出装置と相まってハッとさせられる演出が多かった。そしてCHAMAの包容力は相変わらず健在で、初めてライブに来た人は嬉しいだろうなと。 #PATHFINDER
— iNAHO (@k5khrS) 2018年2月10日
BUMP OF CHICKEN@たまアリ 感想③。そして何より"ユグドラシル"に収録されているあれや、これやが聴けたのでとても満足でした。明日は結成22周年ということで、今日に続いて素晴らしい夜になるんでしょう。きっと。 #PATHFINDER pic.twitter.com/yx11sCeHSz
— iNAHO (@k5khrS) 2018年2月10日
2/24(土) ヤバイTシャツ屋さん 「“Galaxy of the Tank-top” TOUR 2018」@ZeppTokyo
『ヤバイTシャツ屋さん “Galaxy of the Tank-top” TOUR 2018』ファイナル (at @ZeppTokyo_ in 江東区, 東京都) https://t.co/wVQAAHQMp0
— Inaho (@k5khrS) 2018年2月24日
Galaxy of the Tank-top ツアーファイナル 感想①。特筆すべきは"パリピ"で始まり"ハピ前"で締めた点。"ハピ前"のMCで「パリピだけのバンドじゃないところを示したくて作った曲」と語っていたけど、過去の自分達を乗り越えていく意思表明のように受け取れる順番かなと。 #ヤバT
— Inaho (@k5khrS) 2018年2月24日
Galaxy of the Tank-top ツアーファイナル 感想②。意思表示という点では"サークルバンドに光を"でもっと具体的に提示されているものの、前日とは違うセトリになっているからそう捉えたくなる。単にファイナルは初っぱなから飛ばしたかっただけかもだけれど。 #ヤバT
— iNAHO (@k5khrS) 2018年2月24日
3/4(日) Shiggy Jr. 「LIVE TOUR 2018 – Step by Step – spring ver.」@Shibuya WWW X
Shiggy Jr. LIVE TOUR 2018 – Step by Step – spring ver. (@ Shibuya WWW X in 渋谷区, 東京都) https://t.co/EE0zwL5FrR pic.twitter.com/JX2Ybfw1Nu
— Inaho (@k5khrS) 2018年3月4日
Shiggy Jr. @渋谷 感想①。ほぼMCなしで、どんどん曲を繋いでいくライブ。前回見たのが2年半位前だからかなり久々だったけど、ライブの作り方も演奏も格段に良くなってた。何より池田さんの変化に驚かされた。曲毎に歌い方や顔の表情を変えていて、時より違う人のようにさえ感じられる。#sbstour
— Inaho (@k5khrS) 2018年3月4日
Shiggy Jr. @渋谷 感想②。どちらかと言うと"かわいい/元気"な印象の池田さんが艶っぽく歌っている場面が見れるとは思わなかった。セットリストは序盤の5曲がやっぱり印象的。アンコールでのSaturday night の安心感も凄かった。 #sbstour
— iNAHO (@k5khrS) 2018年3月4日
3/11(日) 打首獄門同好会 at 日本武道館
打首獄門同好会 at 日本武道館 (@ 日本武道館 in 千代田区, 東京都) https://t.co/hOlIhw4TdX pic.twitter.com/SSxp6rdisl
— Inaho (@k5khrS) 2018年3月11日
打首獄門同好会 at 日本武道館 感想①。ここ1年間のプロジェクトのゴールであり、バンドとして初の武道館公演。バンドを組んで初めて作った曲という「Breakfast」から直近に話題になった「布団の中から出たくない」までこれまでの活動が詰め込まれたセットリストだったと思う。
— Inaho (@k5khrS) 2018年3月11日
打首獄門同好会 at 日本武道館 感想②。彼らがやろうとしてたことは、結成時から変わってなくて、そしてそれが十数年続いてきたのだと分かった。アンコールのMCで会長が「いい夢を見たときに、二度寝して続きが見たいと思う気持ち」という比喩で今の心境を語っていた所にはグッと来た。
— iNAHO (@k5khrS) 2018年3月11日
打首獄門同好会 at 日本武道館 感想③。ところどころ彼らに所縁のあるゲストも出演して、それがまたカバーで披露した「1/6の夢旅人2002」の歌詞とリンクするようで良かった。それ以外の曲はだいたい食べ物の話だから、この曲だけ異様にメッセージ性を持っているように聞こえるのが面白い。
— iNAHO (@k5khrS) 2018年3月11日