ライブにおけるノリ方・盛り上がり方について感じたこと
こんにちは。今回はものすごく個人的な雑記です。読まれる方によっては不快に感じられるかもしれません。ご了承ください。
某アーティスト(ランティス所属)のライブにて
先日都内で行われたランティス所属の某アーティストのライブに行ってきました。内容的には良かったと思うのですが、観客を見てて思った事がいくつかあったので書き出してみます。
- サイリウムは近くでやられるとうるさい (視覚的に)
- イントロやサビ終わりの「ハイッ!!ハイッ!!」コールがなんか…
- アーティストに向けて、手をパーの形で上から下へ降ろす動作がちょっと…
3つ挙げましたが、いずれも自分にとって”カルチャーショック”のようなものだったではないかと思います。アニソン系のライブは初めてだったのですが、これまで自分が参加してきたライブとかなり雰囲気が違うと感じました。もう少し掘り下げていきます。
ライブ映像を見てみる
特に深い意味はありませんがLiSAのライブ映像を参考に。
この映像の冒頭の場面で、上2項目が見られます。いや、映像で見ると「綺麗だなー」とか「盛り上がってんなー」とか思うんですよ。でも実際行ったライブだと、近くでサイリウムが光ってるのすごく邪魔だし、男ばっかりの「ハイッ!!ハイッ!!」コールは正直むさくるしかったです。
もう1つ参考動画。ベイビーレイズ。
動画0:30~から、手を下から上(上から下?)に動かす動作が見れます。どうやらこの動作は「ケチャ」「捧げ」と呼ばれている様です。これも近くで見てみると、若干ひいてしまう自分がいました。言葉でうまく表わせないですが、なんか受け付けない…。
「それがそこのルールでしょ?」
一方的にファンのノリ方に対して批判してきましたが、「それが嫌だと感じるなら行かなければいいじゃん」というだけの話です。でもあえて記事にしたのは「ランティス所属の某アーティストのライブを、”バンド”のライブとして見に行ったからこそ生じたギャップ」であるということを書きたかったからです。
バンドのライブでのノリ方もいろいろと作法の様なものがありますが、それらは上に述べた「アニソン歌手」や「アイドル」のそれとは異なります。私はあくまで”バンド”のライブとして見に行ったのですが、そこに集まった観客の多くは”アニソングループ”のライブとして見にきていたのです。それゆえノリ方の違いや周囲の盛り上がりとのギャップを感じ、いまいち楽しめなかったのです。
アニソンバンドと形容されるグループ
ちょっと話は変わって昨年参加したフェスCDJ14/15での話。UNISON SQUARE GARDENのステージを見に行っていた時です。UNISON SQUARE GARDENは”スリーピースのバンド”という側面がありますが、それと同じくらい”アニソンを歌うバンド”としての側面もあります。基本的に観客の多くはバンドのノリ方をしていて自分もそうしていたのですが、「捧げ」に近い動きをしている観客がわずかにいて、違和感を感じたことを覚えています。今回の私と逆の立場といってもよいかもしれません。ライブにおけるファン層がある程度同じでないと、ノリ方に違和感を感じてしまうのだなぁと思いました。「各自好きなように盛り上がればいいじゃん」というのが真っ当ですが…。
アニソンバンドの話で言うと、「パスピエ」「東京カランコロン」あたりはアニメファン層からの流入で、同様の現象が今後の音楽フェスで見られるかもしれません。「ノリ方が嫌だと思うならそのライブに行かなければいい、もしくは多様なノリ方を受容できる人間になればいい。」というまとめですかね。
それではまた。
追記:「ケチャ」「捧げ」の動画
冒頭~0:30くらいが該当