ライブレポ:「涙のレキエスト」 レキシアコースティック@宇都宮

2/6(金)に行われた「レキシアコースティック単発LIVE ~ありがとうヒイトロ!涙のレキエスト~@宇都宮」のライブに行ってきたので感想を。

 レキシアコースティックについて

普段はバンド編成で行われることがほとんどですが、たまーにアコースティック編成でライブを行うレキシ。パーカッションが変わる時もありますが基本は以下の3人。

池ちゃんのピアノ伴奏を聴けるという意味で、レアかもしれない。

自分が初めてレキシのライブを見た「TOKYO M.A.P.S 2012」というフリーイベントの時もこのアコースティック編成だったので懐かしい感じ。演奏は下の動画を参考に。

すし詰め状態のライブハウス

昨年は武道館でライブを行ったレキシだけど、今回はキャパ300程度の小さなライブハウスであるHEAVEN’S ROCK Utsunomiya。自分の整理番号はBの100番台だったけど、呼び出しの時にはBの200番台もあったしCもあったから、かなり多めにお客さんを入れてたのかなーと思う。実際、ライブハウスの人も「もう半歩だけステージ側に寄ってください」と繰り返し言っていた。そのくらい人がすし詰め状態だった。

個人的には自分の出身である栃木でのライブだったので結構嬉しかった。栃木はハコが少ないんです…。

 ライブレポートと感想

定刻どおりに消灯し、ほら貝のSEで開演。SEを手元のスイッチで池ちゃんが止めた後、すぐに演奏が始まる予定だったものの普通にしゃべりだしてしまい、再びSEを流してやり直し。それでもまた普通にしゃべりだしてしまい演奏がなかなか始まらないw

”今日はいつも以上に自由にやるよ!家と同じ感じで!”の掛け声で「大奥」からライブスタート。ファルセットが心地よい。曲終盤ではドリカムの”決戦は金曜日”と元ネタっぽい”September”を歌う。今回も通常運転です。続けて、グローバーのギターで始まった「姫君Shake!」。最初はSMAPの”SHAKE!”、終盤では斉藤和義の”ずっと好きだったんだぜ”を盛り込む。”手紙を届けに行こう”の掛け声から「RUN 飛脚 RUN」。1番Aメロで、池ちゃんが歌詞カード(A4サイズ)を落としてしまい歌詞が出てこない。”もう一回初めからやり直し!”と叫び、再びイントロから。ここでお客さんが歌詞カードを拾ってくれるが、池ちゃん演奏中なのでお客さんが歌詞カード持ったまま歌うというシュールな状態に。2番ではお客さんがふざけて歌詞カードを裏返し池ちゃんにいたずらをして、観客大爆笑。

3曲連続で演奏したあとMC・メンバー紹介へ。この時点で、池ちゃん汗だく&暑すぎてサングラスが曇る。ステージが低いため、後ろのお客さんの”見えなーい”に答えて立ったまま演奏する池ちゃんとグローバーに対し、カホンの演奏のため座ったままでないといけない朝倉さん。メンバー紹介では、朝倉さんは”猪瀬知事”としか紹介されず雑な扱い。

MC終わりで「Let's 忍者」。歌詞を間違えてコーラスが合わず、笑う池ちゃんとグローバー。続いて「ドゥ・ザ・キャッスル」。ライブが行われる地域にあるお城の名前を歌詞に当てはめるので、今回は”宇都宮城*1。あまり有名ではない城ゆえ、お客さんも”あ~”という感じでリアクション薄すぎでしょ!と突っ込む池ちゃん。城の次は「古墳へGO!」。腕を使ってアルファベット"KOFUN"をやる流れから”YMCA”と”Xジャンプ”))。

また3曲終わった後でMC。自由にやりすぎて時間をオーバーしないようにタイマーが置いてあることを語る池ちゃん。フェスではよくある。”まだ30分しかたってないじゃん!”と言ったあとで、即座に朝倉さんが”それは残りの時間だよ!”とツッコむ。実際ここまでで1時間くらい経ってる。お客さんにタイマーを手渡しして、本当にタイマーが動作しているのを確認させる。が、後列のお客さんにどんどん渡されていきすぐには戻ってこない。

そんな中で、今回のライブタイトル”ありがとうヒイトロ!”の意味を話し出す3人。タイトルで察しがついていたけど、グローバーと朝倉さんがそれぞれの仕事が忙しくなってきたので一時的にレキシの活動から離れますよ、とのこと。またすぐ戻ってくると、宣言してくれました。話が一段落した所で、”タイマー、今どこにあるの?”と観客に問いかける池ちゃん。タイマーはライブハウスの後ろの方まで回されていたようで、まだステージまで戻ってくるには時間がかかりそう。”普通、こういうのってお客さんに渡してもすぐ戻ってくるのにね、宇都宮パネェ。”とのお言葉。ようやくステージ上にタイマーが戻ってきたときには相当な時間が経っていたようで、”時間ってこんな風に過ぎていくんだね…”と驚く池ちゃん。

ライブも終盤に差し掛かり、「salt & stone」「年貢 for you」を演奏。前者ではロシア民謡”一週間”に載せてグローバーが直近一週間のスケジュールを告白。後者ではラストのサビ前で、JAYWALKの”何も言えなくて…夏"、今回のライブタイトルの由来であるチェッカーズ涙のリクエスト”をお客さんと大合唱。

最後の演奏曲前のMCに入るが、ここでタイマーがなってしまい時間オーバー。しかし池ちゃんに時間を気にするそぶりはなく、普通に喋り続ける。話が脱線しなかなか演奏に移らないので、朝倉さんが”時間ないんだよっ!”と何度も突っ込む。ステージの袖に関係者がどんどん集まってきているのに気づき、池ちゃんが”いい加減そろそろやろう”と言い「狩りから稲作へ」に。比較的短めのコール&レスポンスで本編は終了。

3人がステージから掃けてから、1~2分で再び登場。アンコールは「妹子なぅ」で開始。ラストは「きらきら武士」。”武士”を”栃木”に変えてコール&レスポンス。時間がおしていたためか、アンコールはサクッと終了。たぶんアンコール込みで2時間の予定だったんだろうなぁ。終わってみれば11曲で2時間20分。レキシにしては短いほうかな。

 まとめ

 ハコが小さかったからか、コアなファンがたまたま集まったからなのか、栃木県民のノリなのか。理由は良く分からないけど、とにかくお客さんの悪ノリがすごくて、池ちゃんも終始”どうかしてるよ”と言うほどの盛り上がりだった。池ちゃんもいつも以上に楽しんで演奏している感じがあってよかった。初めのMCでは”家でやる感じで”と言っていたけど、後半のMCでは”家よりもヒドイよ!!”と言うくらい。ヒイトロの二人が早く戻ってくるのを待ってます。

 

以下、3人のライブ後のツイート。

 

 

 

*1:お金がなくて城が作れず、堀と城壁だけがあるというなんとも微妙なお城です